定置網漁とは

 海中の定まった場所に網を設置し、魚を獲る漁のことをいいます。魚の習性を生かして網の奥に誘導し、捕獲できるよう設計されています。大きさは場所によって様々ですが、当社の網の大きさは縦に1,000m、横に500m 、水深60mとなり、その海域にいる全ての魚種が水揚げの対象となっています。漁港から数kmの近海に設置しているため、鮮度の良い旬の魚をお届けすることができます。
 また、魚の大群を狙って自ら取りにいくわけでなく、網に入った魚だけを取るため「待ちの漁」とも呼ばれており、過剰漁獲に陥りにくく、岸に近い場所で漁ができる為、船の燃料も節約でき、環境や資源に優しい漁法として、近年注目されています。